【メディア】ネクストアワード最優秀賞受賞のご報告

この度、フィットネス業界誌NEXTの「ネクストアワード2021 インストラクター・トレーナー・オブ・ザ・イヤー」にて、私、櫻井淳子が「プログラムディレクター部門 最優秀賞」を受賞しましたので、ご報告させていただきます。

こちらからご覧頂けます。

この一年、ただただ、公式にロリータズレガシーを継承するということに関する度重なる会議と、自分自身の活動に、真摯に向き合う日々を過ごしておりました。このため、正直アワードがあることも忘れており、賞を頂くなどということは頭の片隅にもりませんでした。

このような中、

「ジョセフ・ピラティスから公式直系のプログラムであるロリータズレガシーの継承を正式に認められたこと。

また、ジョセフ・ピラティスから公式に受け継がれたピラティスを、日本で学べることは、日本のピラティスやフィットネス業界にとっても、大変貴重なことであり、その功績を称えさせていただければと思っております。」

というご連絡を事務局より頂き、最初は驚きで頭が真っ白になりました。

そして、しばらくしてから、なんとも言えないジーンと胸に響き渡る想いと、これまでの歩みが駆け巡り、本当に有り難く、嬉しく思いました。

まずは、個人の範囲を超えたこの活動を評価してくださったNEXTの関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。

そして、ロリータズレガシーを選んでくださった皆様、ここまで育てて下さった皆様、スタジオスタッフ、応援して下さる皆様、また、特に私のメンターであるロリータ・サン・ミゲルに、心より感謝申し上げます。

思い返せば、スタジオを開業した2010年に、同アワードのインストラクター部門にて最優秀賞を受賞しました。

当時、育児と地方暮らしに加え、生活も苦しい中ピラティスの追求をはじめた私は、本質を学ぶことへの挑戦は想像以上にパワーが必要なものだと悟りました。

スキルアップのため赤ちゃんを夫の職場に置き去りにして、何度逃げるように電車に飛び乗ったかもわかりません。

このような中、

「こんな苦労をしないと納得できる品質のピラティスに取り組めないなら、もはや、地方に住んでいる一般の方々が高品質のピラティスの恩恵を受けるのは無理だ。

何年かけてでも、ここ沼津で、世界と変わらない最高品質のピラティスができるようにしたい！」

と奮起し活動していた実績が、最優秀賞に選ばれました。

あれから、約11年。

当時と同じように、ただひたむきに、ピラティスに取り組み、奮闘し、楽しんでいる自分がいます。

ただ、今の私は

「本物のピラティスの遺産をここ日本へ残したい、世界に残したい！」

と、気がついたらミッションは大きくなっていました。

自分が納得できるピラティスを探し求め、追い続け、ようやく辿り着いたピラティスのレガシー（遺産）。

そのレガシーは、ピラティスの恩恵の塊であり、ジョセフ・ピラティスやクララ・ピラティス、ロリータ、そして、ロリータが当時関わってこられた第一世代の先生方などの、「生きた財産」でした。

私自身がこのレガシーの教育者として恥じぬようにと、2015年に教育者になってからは、自分自身を成長させることを第一優先にしてきました。生きている時間は限られている。そう気がついた時、さらに多くのことを手放し、このレガシーに注いできました。

そして、このレガシーは私のものではなく、私も単に恩恵を授かっているうちの一人であり、多くの人のものであり、受け継がれていくべきものだと感じていました。

ですから、「プログラムディレクター部門 最優秀賞」を受賞できたことは、ロリータや、ロリータズ・レガシーを選んで下さった受講生・卒業生への恩返しだと感じています。

ジョセフ・ピラティスが生涯を注いでできたピラティスを、ロリータが人生を通して発展され、いつも、ジョセフの願いや当時達成できなかったジョセフの葛藤などを共有して頂いてきました。

そのロリータズレガシーが日本のフィットネス業界において最優秀賞を受賞したというのは、この長い歴史の流れを想うと、感無量でございます。

私自身は、また新たにゼロからの気持ちで歩み、いつか、日本に櫻井がいて良かったと言われるくらいになれるよう、成長していきたいと思います。

まだまだ未熟者ですが、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

ピラティスメソッドジャパン代表取締役
ロリータズレガシー・ジャパン代表

櫻井淳子

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